知らないと危険!初心者がFXで失敗する理由3選

FX

どうも、ぶっきーです。

FX初心者の失敗には実は共通点があります。

それは、リスク管理の甘さです。

FXが危ないと言われがちなのは、リスク管理の仕方を学ばずに初めてしまう人が多いからですね。

ですがこれは、知識として知っているだけで回避できる問題です。

この記事で正しい知識をつけて、FXの危険から身を守り安全なトレードをしましょう

初心者がFXで失敗してしまう理由

初心者がFXで失敗してしまう具体的な理由は次の3つです。

初心者がFXで失敗する理由
  • 損切をしなかった
  • レバレッジが高かった
  • 強制ロスカットを知らなかった

冒頭でも言いましたが、これらの共通点はリスク管理の甘さです。

リスク管理を怠ると、必ずFXで失敗します。

100%失敗します。

漏れなく失敗します。

とても大事なので3回言いましたが、リスク管理の仕方を知ってしまえば怖いものではありません

この記事のリスク管理の仕方を学べば、大きな失敗をする可能性はほとんどなくなります。

ですので、しっかりと学んでください。

損切しなかった

FXの失敗理由、第1位は「損切をしなかった」です。

もっと言えば、これから説明する残り2つも損切に関連することなので、FXのほぼ全ての失敗の理由が損切をしなかったことといっても過言ではありません。

損切というのは、損失が出た時に決済をして損失を確定させることを言います。

例えば、1000円で損切をする場合の話をします。

次の図のように、1ドル100円で100ドル(10000円分)買ったけど、1ドル99円に下がったとします。

100ドルの価値は9900円に下がってしまうので、1000円の損失になります。

損失が1000円を超えたら決済しようと考えていたので、ドルを売ります。

これが1000円での損切です。

この図の場合、ドルが99円よりさらに安くなっているので、損切をしたことで損失額を小さく収めることができています

ですので、損切さえすれば資産を失うような失敗はしないのです。

ではなぜ初心者は損切をせずに失敗してしまうのでしょうか?

それは、「価格が戻れば損失がなくなる・むしろ利益が出るかもしれない」という希望を根拠もなく持ってしまうからです。

そして、損が膨らむほどに、損失が出ていることを認められない気持ちが出てきて、損切ができなくなります。

初心者はそうやって、祈りながら死ぬのです。

もちろん、価格が戻れば損失はなくなります。

ですが、戻らなければ大損失になります。

ですので損切は必ずしましょう。

実際にトレードするときは、逆指値注文(ストップ注文)という、動的に損切をしてくれるシステムがあるので、必ずこの設定をしてください。

価格を指定して、その価格まで逆行したら、自動的に決済してくれます。

レバレッジが高かった

レバレッジというのは、日本語でいうと”てこの力”のことです。

FXで言うレバレッジは、自分が持っている資産金額よりも、大きな金額でトレードができる仕組みのことを言います。

日本では、最大25倍のレバレッジをかけることができます

10万円もっていたら、250万円ぶんのトレードができるんです。

レバレッジを25倍で取引すると、利益が25倍になりますが、損失も25倍になります。

初心者は、利益25倍に目がくらんでしまい、損失が25倍になっていることは目をつぶってしまいがちです。

ですので、これに気づかずに25倍速で資金を失って、失敗してしまいます

自分の取れるリスクの量に応じて、損失を基準にレバレッジを決めてください

それさえ守ればレバレッジは適切になります。

少ない資金で大きな金額を扱える理由
取引をしたい人はFXの口座に証拠金と呼ばれるお金を預けます。
この証拠金に対して25倍までの取引をFX業者がしてくれます。
そこで出た利益を証拠金に足す、あるいは、損失を証拠金から引くことで25倍の取引を可能にしています。

強制ロスカットを知らなかった

強制ロスカットというのは、損失が大きくなるとFX業者が強制的に決済するシステムです。

これは、取引している人の資金がマイナスになってしまうことを防いだり、大きな損失になることを防いだりと、取引している人を守るためのシステムです。

強制ロスカットは、証拠金維持率が業者が決めた値を下回ると起こります

証拠金維持率を次の図を用いて説明します。

トレードをするには、その通貨でトレードする際に最低限必要な金額、”必要証拠金”が決められています。

証拠金維持率は、必要証拠金額を100%としたときの、証拠金の額が何%なのかで計算されます。

例えば、証拠金が10万円あって、ドル/円を買った際の必要証拠金が2万円だとすると、トレード開始時は証拠金維持率が500%になります。

ドル/円の値段が下がって損失がでると、決済をしていなくてもリアルタイムで証拠金から損失が引かれていきます

図の例では、6万円の損失が出たので、証拠金維持率が200%となっています。

そして証拠金維持率が業者が決めた証拠金維持率を下回ると、強制的に決済されます。

これが強制ロスカットの仕組みです。

業者によりますが、強制ロスカットされる証拠金維持率の水準は100%とか60%とか様々です。(業者Webサイトにて確認してください。)

初心者の人は、このシステムを知らずに証拠金いっぱいいっぱいまで損失を耐えようとして、強制ロスカットになってしまいます。

強制ロスカットになってしまうと大きな損失になりますので注意しましょう。

失敗の回避方法:正しい損切を知りリスク管理をする

初心者がFXで失敗してしまう理由を説明してきましたが、失敗を回避するために一番重要なことは正しい損切を知りリスク管理をすることです。

正しい損切とは、トレードする前に損失の額を決めることです。

プロのトレーダーは事前に損失の額を必ず決めます。

1万円の損失を受け入れる代わりに、2万円の利益を手に入れるという具合に、損失をコストのようにとらえるのがわかりやすいですね。

損切というのは、利益を得るための必要経費です。

お菓子を食べるには、お金を払って買わないといけないのと同じように考えましょう。

そうすることで、損失を受けれて正しく損切をできます

また、トレードする前に損失の額を決めるので、レバレッジは損失の額に合わせて決まりますし、強制ロスカットになる損失額に到達することもありません

FXで失敗しないように、損失の額を必ず決めてからトレードをしましょう。

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