FXで超重要な資金管理の方法と適正ロットの計算方法とは?

FX

FXで資金管理は重要と聞くけど、実際にどうやったらいいのかな?

適正なロットはどれくらいなのかな?

このような悩みにお答えいたします。

FXでやる上で資金管理はトレード手法よりも重要です。

その理由は、資金が減ると復活させるのは非常に大変だからです。

逆にリスクばかりに目が行き、ロットをおさえてトレードすると資金効率が悪くなります

そのため、私は損失が全体資金の2%になるように毎回ロットを計算する方法をおすすめします

その理由を説明していきますので、どのように資金管理をしたらよいかをしっかり学んで、資金をなるべく減らさないように最大効率で資金を増やしましょう。

FXで資金管理が重要な理由

FXで資金管理が重要な理由は、資金は減ると増え辛くなるからです。

例えば、ドル円を5万通貨単位で取引して、20pipsの損失だったとします。

その時の損失額は1万円です。

この損失により、証拠金不足で5万通貨単位でトレードできなくなったとしましょう。

次のトレードは4万通貨単位です。

4万通貨単位で先ほどの損失1万円を取り戻すためには25pips必要になります。

このように、資金が減ると取引できるロットが下がるため、より多くのpipsを稼がないと損失を取り戻せなくなるのです。

これが、FXで資金管理が重要と言われる理由です。

資金管理のおすすめ=”損失は全資金の2%にする”

資金管理のおすすめは一回のトレードの損失は全資金の2%にすることです。

これは、バルサラの破産確率というものから導きだされています。

バルサラの破産確率というのは、数字に強いバルサラさんが投資で破産してしまう確率を計算したものです。

勝率・リスクリワードレシオ・一回のトレードの損失から破産確率を計算します。

勝率とリスクリワードレシオはトレード手法から決まるのですが、同じ手法でも一回のトレードの損失によって破産するかしないかが変わってくるのです。

極端な例を話すと、勝率90%の手法だったとしても資金の100%を一回のトレードの損失額と設定したら、10%の確率で破産しますよね。(厳密には10%じゃないけど、そこはだいたいで)

なので、トレード手法がいかに良いものでも、資金管理ができないと破産してしまうのです。

それくらい資金管理は重要なんですね。

バルサラの破産確率表はググれば出てくるのですが、一回のトレードの損失を2%程度に抑えるとかなり破産確率が低くなるので、そこまでいいトレード手法じゃなくても破産しなくなります。

そのため、一回のトレードの損失は2%程度に抑えるといいです。

あまりおすすめできませんが、もっとリスクをとってたくさん稼ぎたいという人は、外部サイトではありますが、破産確率を計算できますので、試算してみてください。

資金管理のための適正ロット計算方法

取引するロットは損切幅に合わせて計算してください。

これが、資金管理のための適正ロット計算方法です。

例えば、資金が10万円の場合、一回のトレードの損失は全資金の2%までなので、2000円になります。

わかりやすくドル円でロットを計算すると、

  • トレードの損切幅が10pipsであれば、2万通貨単位。
  • トレードの損切幅が20pipsであれば、1万通貨単位。

になります。

このように、損切幅に合わせてロットを計算することで適正ロットを計算することができます。

ロット固定は資金効率が悪いのであまりおすすめできない

毎回損切幅に合わせてロットを計算するのはめんどくさいので、ロット固定する人も多いですがあまりおすすめできません。

その理由は資金効率の悪さです。

損切幅が大きい時に損失が2%に収まるとても小さいロットで固定すると破産はしないのですが、利益がとても小さくなってしまいます。

FXは稼ぐためにやっているのに、必要以上にリスクをとってロットを小さくするのは、もともとの目的に反する行為だと思うので、おすすめできません。

損切幅に合わせてロットを計算することは、資金効率を最大限に引き出すことができ、さらに破産確率を下げてくれる一石二鳥の方法なのです。

熱くなってロットを上げることがなくなる

損切幅に合わせてロットを毎回計算することで、熱くなってロットを上げることがなくなります。

負けると取り返そうとしてロットを上げてしまう人もいると思います。

これは、固定ロットの場合、自分が資金管理をしているという認識がないため、リスクの大きさが気にならなくなるため起こります。

損切幅に合わせてロットを計算することが習慣になっていれば、熱くなってロットを上げることもなく、淡々と資金管理できるのでおすすめです。

熱くなってる時はさらに、損切をどこでするかすら考えていないこともありますからね。

そういう意味でも、エントリー前に損切位置を確認しないといけないので、毎回損切幅に合わせてロットを計算するのはおすすめです。

結論:資金の2%で毎回ロット計算するのがよい資金管理

資金管理と聞くと損失ばかり目が行きますが、実は利益も含めて資金管理です。

適切な資金管理というのはこのように、毎回計算するような資金管理方法です。

これはめんどくさいですが、非常に効果的な資金管理法です。

とはいえ、破産しないことが何より重要なので、資金管理をしっかりして資金を守ってください。

また、資金管理だけできているだけでもダメなので、トレード手法を洗練させることも併せて行うようにしてください。

そしたら勝ちに近づいていきます。

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