どうもー、ぶっきーです。
トレンドフォローが上達したいあなたに、レンジトレードを始めることをおすすめします。
天邪鬼に見えますが実はこれ、理にかなった話なのです。
今回の記事は次のような人に役に立ちます。
- トレンドフォローのトレードがうまくいっていない人
- トレンドフォローの手法を検討している人
- レンジトレードを始めたい人
Contents
結論:レンジブレイクがトレンドを生む
もったいぶって順を追って説明してもいいのですが、わかりずらくなってしまうので、結論から言います。
レンジブレイクがトレンドを生むから、レンジトレードをしているとトレンドの初動に乗れるのです。
そのため、レンジトレードを始めるとトレンドフォローが上達します。
レンジトレードとはどのようなトレードか
![](http://bucky00.com/wp-content/uploads/2020/07/レンジ-トレンド-1.png)
このように、同じ価格ラインで上下が抑えられている部分をレンジといいます。
レンジは買いの勢力と売りの勢力が釣り合っているときに発生します。
レンジでは同じ価格ラインで上下が抑えられるので、上に行ったら売って、下に行ったら買います。
このトレードをレンジトレードといいます。
レンジトレードは、レンジが続くことを前提にトレードされます。
レンジが続く理由
レンジが続く理由はシンプルです。
レンジの上限を抜けたら困る人とレンジの下限を抜けたら困る人がいるからです。
上限で売った人はレンジが続く前提で上限から売っているので、上限を抜けると損切をします。
なので、上限で売った人は上限を抜けないように、さらに売りを強めます。
下限で買った人はレンジが続く前提で下限から買っているので、下限を抜けると損切をします。
なので、下限で買った人は損切をしたくないので、さらに買いを強めます。
なので、レンジの時は売り買いの勢力が均衡しており、同じ価格帯にとどまるのです。
レンジが終了するのは、どちらかの勢力が強くなった時です。
レンジは続き、ポジションを膨らませ、爆発する
レンジが継続する間に、売りの人と買いの人が負けないぞとさらに売り、さらに買います。
この間にレンジの間でたくさんの売りポジション、買いポジションが立てられます。
この戦いに売りの人が勝ったとしましょう。
売りの人が勝ったので、レンジ下限をブレイクします。
ここで、たくさんいた買いの人はみんな損切をします。
すると、残っているポジションはレンジの戦いに制したたくさんの売りポジションのみになります。
大量の売りポジションが残るので、レンジをブレイクすると一気に価格が下落します。
つまり、下落トレンドになるのです。
これを応用するとレンジブレイク手法になります。
ブレイクをとるためのレンジトレードの必要性
レンジブレイクはわかった、でもそれならただレンジブレイクを待って、トレンドフォローすればいいと皆さん考えると思います。
うん、まあそれでいいですね。(いいんかい?!)
でも私は、それではレンジブレイクへの反応速度が遅いと感じます。
トレンドフォローの初心者は、レンジブレイクして値が伸びた結果を見て、それに気づき、「あートレンドだなーエントリーしよー」というのをやりがちです。
ですが、トレンドフォローするなら、ブレイク直後の爆発力に乗っかるべきだと思います。
ブレイク直後の爆発力に乗っかるには、レンジトレードをするべきだと考えています。
以下がレンジトレードをするべき理由です。
- 損切が痛みとともにレンジブレイクを通知してくれる
- トレンドを待っている間に利益を上げられる
- ブレイク・だましを検知しやすくなる
損切が痛みとともにレンジブレイクを通知してくれる
1つ目はわかりやすいのですが、自分の損切が次のエントリータイミングになるので、レンジブレイクの察知がとても早くなります。
ただレンジブレイクをのうのうと待ってトレンドフォローする人と比べて、レンジブレイクに対する気持ちの本気度が違うんですね。
こちとらブレイクしたら損失なので笑
ですので、レンジトレードをしてブレイクを待ちましょう。
すぐにビックトレンドに飛び乗ることができます。
トレンド待っている間に利益を上げられる
トレンドのトレードに比べてレンジは利益を上げにくいと言われたりしますが、実は利益を低くてもレンジトレードするとよい点があります。
それは、トレンドのトレードへの期待感を下げることができます。
レンジブレイクってとても時間がかかるんですよ。
だから、ブレイクを待っている時間が長ければ長いほどトレンドのトレードでたくさん利益が取れるという期待感が強くなるのです。
そして、次のようなことをします。
- トレードルールを犯して、利を延ばす
- トレードルールを犯して、損切を深くとる
そのため、レンジブレイクを待つという行為は、トレンドのトレードを正しくエントリーをするための障害になるんですね。
ですので、レンジの間に利益を上げられるというのは、メンタルを維持するために大きな力を発揮するのです。
レンジトレードって難しくて、若干嫌煙されがちなのですが、実はものにすると、金額以上の利益がとれるんです。
ブレイク・だましを検知しやすくなる
レンジトレードをお勧めする最大の理由がこれです。
ブレイク・だましを検知しやすくなるのです。
だましというのは、いったんレンジブレイクするけど、再度レンジ内に戻ってしまうことを言います。
レンジトレードしていると次のようなレンジの特性に気づけます。
- 下限上限ぎりぎりまで来ても、意外とブレイクせずに戻る
- 一回抜けても、勢いが出ないと戻ってくる
- レンジブレイクしそうな勢いが少しわかる
このような、言葉に表しきれないようなプライスアクションの感覚がわかってきます。
これによってブレイク・だましの判断がつきやすくなります。
初心者がよくやるのが、まだレンジブレイクしていないけど勢い強い感じだから、ブレイク狙いでエントリーっていうやつをします。
これ、レンジトレードしているとたぶんやらなくなります。
というのも、レンジトレードしていると、めっちゃ勢い強くレンジの上下限に迫ってきて損切するかなーって思ってたのに、「あれ?意外と反転しちゃうんだ。」ってことがよくあります。
ブレイクしたという事実が出るまでは、レンジはブレイクしないんです。
だましも同様で、ブレイクしたのに勢いが出ないという事実によって、値を戻すんです。
これをレンジトレードをしていると理解が格段に早まります。
結論:トレンドフォローが上達したければレンジトレードをしよう
これまでの説明の通り、レンジトレードをすることで、レンジの特性を知ることができます。
トレンドを生み出すレンジブレイクの特性も知ることができるので、レンジトレードによってさらにトレンドのトレードが上達するのです。
今までレンジトレードを避けてトレンドフォローをしていた人は、ぜひレンジトレードを取り入れてみてください。
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