勝てるトレードのために最も重要な検証手法【勝率編】

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どうもーぶっきーです! トレードをしていると、”勝率”という言葉を目にする機会は多いと思います。 この勝率を理解し、自分のトレードを勝率の観点で検証をすることでトレードの質がぐっと上がり、さらに言えば勝てるようになります。 今日はこの勝率について解説したいと思います。

勝率とは?

つ確です。

そのまんまですね。

例えば、コインの表が出たら勝ち、裏が出たら負けとしましょう。

このときの勝率は50%です。 これくらいはまあ大体の人はわかるかと思います。

トレードにおける勝率は次のように計算します。

$$ 勝率=\frac{勝ったトレードの数}{勝ち負けすべてのトレードの数}\times 100 [\% ] $$

4回トレードして3回勝ったら勝率は

$$\frac{3}{4}\times 100 = 75\%$$

75%となります。

つまり、日々のトレードの回数と勝った回数を記録しておけば、日々の勝率がわかります。

勝率というのはたったこれだけのことです。

勝率は低くても勝てる?!

勝率が重要だという話をしましたが、実は勝率は低くても勝てます。

例えば、勝率10%の手法で、負けるときは100円減るけど、勝つときは1億円増えるとします。

10回に9回は負けるので900円の損失が出ますが、その代わり1億円もらえるので、10回トレードしたら9999万9900円増えますよね。

これはかなり極端な例ですがね笑 なので勝率は悪くても勝てます。

ですが勝率は非常に重要です。

その理由を説明いたします。

トレードの勝率が高いメリット

トレードの勝率が高いメリットは大きく二つあります。

  1. 資金を減らしにくくなる。
  2. 精神的負担が小さくなる。

これについて解説いたします。

勝率が高いと資金を減らしにくくなる。

勝率の低いトレードの収支イメージ画像
勝率の高いトレードの収支イメージ画像

二つの画像を見比べてください。

左が勝率の低いトレード手法の収支のイメージです。

右が勝率の高いトレード手法の収支のイメージです。

どちらも最終的には同じくらい稼いでいますが、その過程は大きく違います。

勝率の悪いトレードでは収支がマイナスになっているところもあります。

一方勝率の高いトレードはすんなりと稼いぐことができます。

勝率が悪いと、その分負ける確率も高くなりますので、負けが連続すると資金を減らしてしまいます。

勝率が高いトレードでは負けが少ないので資金を減らしにくくなります。

勝率が高いと精神的負担が小さくなる

勝率が高いと資金が減りません。

そのため、精神的な負担が小さくなります。

お金が減る恐怖を感じながらトレードするのは、例えお金が増えるとしても続かないと思います。

長く稼ぎ続けられるためには勝率の高いトレードをすることは一つの要素になると思います。

ここまで勝率そのものについての解説をしてきました。

次からは勝率を意識して、勝てるトレードをするために何をすべきかを紹介いたします。

自分のトレード手法の勝率を知ろう!

まずは自分のトレード手法の勝率を測定してみてください。

トレードをある程度勉強している方であれば、過去チャートで自分のトレードを検証している方も多いかと思います。

その際に、勝率を測定してみましょう。

サンプルは大いに越したことはないのですが、ひとまず100トレードしたときの勝率を計算してみてください。

その勝率があなたのトレード手法の勝率になります。

あなたのトレード手法の実力がこれでわかります。

実力がわかったところで、リアルトレードをやってみましょう。

自分のリアルトレードの勝率を知ろう!

自分のリアルトレードでも勝率を測定してみましょう。

その時に、過去チャートでの検証結果の勝率と比較してみましょう。

勝率が検証に比べて明らかに低い場合は、次の4つの問題が生じている可能性があります。

  1. エントリータイミングのルールを守っていない
  2. エグジットタイミングのルールを守っていない
  3. リアルトレードではエントリーできないタイミングを検証している
  4. 検証の結果を捏造している

1と2についてはリアルトレードでも過去チャート検証と同様なタイミングでエントリー/エグジットできるようにたくさんトレードしてください。

厄介なのは3と4です。

少しかみ砕いて解説してみましょう。

リアルトレードではエントリーできないタイミングを検証している

これは一番の厄介者です。

少し難しい話をします。

例えば、移動平均線(MA)のゴールデンクロス・デッドクロスを使ってトレードしている手法だとしましょう。

ちなみに、この手法はググればすぐに出てくると思うので解説はそちらに譲ります。

移動平均線は、終値の平均を計算しているので、足が確定するまではゴールデンクロスやデッドクロスは確定しません。

過去検証では足が確定するまでの動きはわかりません。

そのため、終値でトレードをするというルールがないと基本的にはリアルトレードと過去検証の結果は変わってしまいます。

それの差によって、リアルトレードで勝率が悪くなるということがあります。

検証とリアルトレードの差がある際はこの可能性も疑ってみましょう。

検証の結果を捏造している

そんなことしないよ、と思っている方多いかと思います。

でも実は、よくあることです。

注意して検証してみましょう。

私もよく捏造しています笑

というのも、無意識的に捏造しているケースがあるからです。

トレードの検証をする際に、やはり勝てそうなところに目が行きがちになります。

勝率が100%の場合以外は、ルール通りにエントリーしているが負けてしまうというトレードがあるはずです。

ただ、そこは検証の際に無意識に見逃してしまうことがあります。

ルール通りに負ける場所の検証も積極的にやることで、真の勝率が見えてきます。  

リアルトレードをしているとルール通りにやって負ける場所というのがわかってきます。

なので、検証とリアルトレードを行ったり来たりしながら真の勝率を算出できるように成長していきましょう。

勝率について反省をしてみよう。

勝率について反省をしてみましょう。

基本的には上にあげた検証とリアルトレードの比較をして反省していただければいいです。

これで、自身のトレードスキルの実情を十分に把握することができます。  

反省をすることでのみ人は成長できます。

有名なトレーダーもスポーツ選手も会社の社長も、成長する人は反省をたくさんしています。

実際のトレードについて反省してみましょう。

検証の結果が捏造されていないか反省しましょう。

これを続けることができたら、あなたも勝ちトレーダーです。                            以上 ぶっきー より

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