FXのリアルトレードで勝てないときに疑うべき二つの原因

検証では勝てるのに、なぜかリアルトレードでは勝てないな

どこに原因があるのだろうか？

このような時に疑ってほしいのが次の二つの原因です。

行ったトレードがルール通りでない
ルールを満たすのに取り逃している

検証では勝てるのに、リアルトレードでは勝てないときは、この二つができていないことが多いです。

この二つの共通点はトレード執行力不足です。

ここをしっかりと反省できていればトレードの執行能力がぐんと上達し、勝てるようになってきます。

Contents

1 行ったトレードがルール通りでないことが原因で勝てない
2 ルールを満たすのに取り逃していることが原因で勝てない
3 トレード執行能力を上げるには練習が不可欠
4 結論：ルール違反と取り逃しを無くして勝てるようになる

行ったトレードがルール通りでないことが原因で勝てない

検証では勝てたのに、リアルトレードでは勝てない原因の一つはルール通りにトレードできないことです。

検証とリアルトレードの間には次のような差があります。

検証

チャートが止まっている
トレードの結果がすぐにわかる
シミュレーションなのでお金を失わない
直前のトレードの結果に気持ちが左右されない

リアルトレード

チャートが動いている
トレードの結果がわかるまで時間がかかる
負けるとお金が減る
直前が負けだと弱気になり、直前が勝ちだと強気になる

これらの差が原因でルール通りにトレードできなくなっているケースが多いです。

もちろん、検証したルール通りにエントリーできなければ、検証と同等の結果は出せません。

そのためにリアルトレードでは勝てないのです。

検証とリアルトレードの差をそれぞれ解説しましたので、参考にして検証通りにトレードできるようにしていきましょう。

チャートが動くことが原因

検証ではチャートが止まっていますが、リアルトレードではチャートが動いています。

そのため、検証の時に見えていなかったティックの動きや、値動きの勢いなどを感じてしまい、ルール通りにトレードできなくなります。

例えば、

エントリーしたら急に反発して、損切ポイントに到達していないのに損切
エントリーしたら走ったのでルールより利を伸ばそうとしたら反発して利益が少なくなる

このような検証ではしなかったルール違反をしてしまいます。

トレードの結果が出るまでに時間がかかることが原因

検証ではトレードの結果をすぐに確認できますが、リアルトレードでは結果が出るまでに時間がかかります。

そのため、トレードルールを満たすのを待ちきれずにトレードをしてしまいます。

例えば、

エントリールールを満たしそうだから早くエントリー
損が出るとストレスで早く損切
利益が出ると逃したくないから早く利食い

このように、待ち切れずにトレードルールを違反してしまいます。

負けるとお金が減ってしまうことが原因

検証ではシミュレーションなのでお金が減りませんが、リアルトレードでは負けるとお金を失ってしまいます。

そのため、検証の時に感じなかったお金を失うストレスに負けてしまい、ルールを破ってしまいます。

例えば、

負けたお金を取り返そうとロットを増やす
負けて怖いからロットを減らす

このように、検証でしなかった不要なロットコントロールをしてしまいます。

直前のトレードに気持ちを揺さぶられることが原因

検証では直前のトレードに気持ちを揺さぶられることはありませんが、リアルトレードでは直前のトレードが気になって気持ちが揺さぶられてしまいます。

そのため、弱気になったり強気になったりすることでトレードルールを破ってしまいます。

例えば、

直前に勝ったので強気にロットを上げる・ルール以上に利を伸ばす
直前に負けたので弱気にロットを下げる・チキン利食いする

このように、気持ちが揺さぶられてルールを破ってしまいます。

ルールを満たすのに取り逃していることが原因で勝てない

検証では勝てたのに、リアルトレードでは勝てないもう一つの原因はルールを満たすのに取り逃すことです。

行ったトレードについて勝てない原因を探してしまいがちですが、この取り逃しは成績を大きく変化させます。

例えば、

ルールを満たしていることに後から気づいて入れなかった
ルールを満たすけど直感的に損切になりそうだからエントリー

このように、取り逃しというのは気づかないものや意図的なものもありますが、取り逃しは1回も無くしましょう。

検証では勝てるルールなので、トレードすればするほど収支はプラスになっていくはずです。

そのため、取り逃すと収益の効率が下がってしまいます。

また、もしかしたら、この取り逃したトレードができていればプラス収支になっていることもあります。

これは感覚値になりますが、ルールに気づきづらいようなタイミングや、直感的に損切になりそうと感じるポイントほど何故か勝てたりします。

それに、取り逃しはある意味でルール違反でもあります。

そのため、チャートを見ている間でルールを満たすポイントは全て取り逃しなく入れるようになりましょう。

トレード執行能力を上げるには練習が不可欠

今まで解説をしてきた、ルール違反と取り逃しはトレード執行能力不足が原因で起こります。

検証ではトレード執行能力を上げることはできません。

トレード執行能力を上げるには、リアルトレードの練習をたくさん積まなければいけないのです。

しかし、リアルトレードの練習では時間がかかりすぎてしまうので、トレード練習ツールのFT4の導入をおすすめします。

FT4はリアルトレードを倍速で練習できるツールで、トレード結果を解析してくれたりもする便利なツールです。

検証では勝てるフェーズに来ているので、あとはトレードの練習するだけで収支をプラスにすることができます。

FT4は有料ではあるものの、トレードで収支がプラスになったらすぐに支払える程度の金額です。

また、トレードで負けている期間に被る損失を考えたら、早く勝てるようになるに越したことはないのです。

導入を検討してみてはいかがでしょうか。

結論：ルール違反と取り逃しを無くして勝てるようになる

検証で勝てるのに、リアルトレードでは勝てない原因は、ルール違反と取り逃しでした。

これらを解決するには、トレード執行能力を上げなければいけず、そのためにはリアルトレードの練習が必要です。

トレードの練習にはFT4をおすすめしています。

また、週末などにトレードを反省することも非常に効果的になります。

その際にも、ルール違反と取り逃しの観点を組み入れてはいかがでしょうか。