FXでメンタルが崩れると大きな損をしてしまう。
でもメンタルコントロールは難しくてどうやっていいかわからない。
そのような悩みを抱える方は多いです。
メンタルが原因でトレード手法の本来の成績を収めることができないという方も多いと思います。
ですが、メンタルをコントロールすることは不可能です。
重要なのはメンタルを崩れないようにすることです。
この記事では、メンタルを崩さない方法とトレードへの活かし方を紹介いたします。
安定した成績を収めることができるメンタル術を学んで、良いトレードを目指しましょう。
Contents
結論:メンタルコントロールは不可能
まず、悲しい結論ですが、メンタルを全てコントロールすることは不可能です。
このことを、必ず頭に入れてください。
例えば、次のような状態になったらメンタルをコントロールすることはできないです。
- 大きな損切で大金を失った。。
- 取り返そう!大きなロットをはろう!!
- エントリーしては損切。。。。
- さらに大きな損失を被った。。。。
- もうだめだ。。。。。
このような、激しい動揺・興奮状態はなってしまったらコントロールすることはできないのです。
プロのトレーダーでも、それは同じです。
そのため、プロのトレーダーはメンタルが崩れることを未然に防ぎます。
メンタル以外のことをコントロールすることでメンタルをコントロールするのです。
メンタルを崩さないように、コントロールすべきこと3選
メンタルを崩さないようにコントロールすべきことは以下の3つです。
- ロット
- ルール通りトレードする
- 損切の練習する
それぞれ解説していきます。
ロットでメンタルコントロール
多くのトレーダーがメンタルを崩してしまう原因が、大金を失ったからだと思います。
なので、失ってもメンタルが崩れないようなロットでトレードすることでメンタルの崩壊を防ぎます。
資金10万円で1万円を失ったらかなり大きなダメージを受けますが、10円を失っても大した影響をうけませんよね。
このように、メンタルに影響を与えない範囲のロットの調整すればメンタルは崩壊しないのです。
このときにおすすめなロットの調整方法が、損失額を定額にする方法です。
損切幅が大きい時はロットを小さく、損切幅が小さい時はロットを大きくし、損失額を定額にします。
例えば、次のような感じです。
- 損切幅が100pips:ロット1枚 損失1万円
- 損切幅が10pips:ロット10枚 損失1万円
このように損失を定額にすることで、メンタルへの負荷を一定にすることができます。
そもそも、メンタルを崩すようなロットをはっているということは、損切幅を見ておらず、事前にリスクの大きさを測っていない可能性が高いです。
そのため、想定外の大きな損失にメンタルを崩してしまうのです。
その点、損切幅を定額にする方法は、必ず損切幅を確認する必要があるので、損失額が事前にわかりメンタルを崩しづらくなります。
以下の資金管理の記事で、ロットの調整方法等を解説しているので、あわせて読んでみてください。
ルール通りトレードすることでメンタルコントロール
次に多いメンタルを崩してしまう原因は、ルールを破ってエントリーし、損切になってしまった場合です。
なので、ルール通りトレードすることでメンタルのコントロールをします。
”いや、それができないからルールを破ってメンタルを崩壊させてしまうんだよ!”という声が上がりそうですが、解決策はあります。
ルール通りエントリーするためには、トレードをたくさん練習する必要があります。
トレードをたくさん練習すると、ルール通りトレードすることで利益になることがわかります。
なので、ルールを破ってエントリーすることが逆に怖くなります。
おそらく、ルールを破ってエントリーすると、損切位置、利食い位置がわからなくなるので、どうしてよいかわからず恐怖に感じるはずです。
ルール通りにエントリーできるようになるのは難しいのですが、そこで練習をさぼっているようだとトレードで稼げるようになることは難しいです。
たくさんトレードの練習をしてルールを守れるようになりましょう。
損切の練習をすることでメンタルコントロール
その次に多いメンタル崩壊の原因は、そもそも損切が嫌だという場合です。
これは、損切の練習をして慣れてください。
トレード手法にもよりますが、勝率が6割・7割程度でも、4割・3割は損切になるんですね。
これ、実際に体感するとめっちゃ負けているように感じます。
でもトータルでは勝てるのです。
なので、損切することに慣れていないと、メンタルが崩壊してしまいます。
損切の練習もトレードの練習をたくさんしてください。
無意味に損切するわけではなく、しっかりとルール通りに損切の練習をしましょう。
そうすると、損切はたくさんするものだという感覚がわかってきます。
ルール通りにエントリーする場合も損切の練習をする場合も、FT4を使ってトレードの練習するのがおすすめです。
FT4では過去チャートをリアルタイムチャートのように動かしてトレードの練習ができます。
メンタル崩壊して被る損失額があれば購入できると思うのでぜひ導入を検討してみてください。
それでもメンタルがコントロールできず崩れた時はひとまず全決済
前に説明した通り、メンタルが崩壊しないように対策を打ちますが、それでもメンタルが崩壊することはあります。
メンタルが崩壊した場合の対処法は人によってさまざまだと思いますが、少なからず全決済はすべきだと思っています。
メンタルが崩壊しているときに、冷静にトレードできているかと言われたら、おそらくNOです。
もしいい場所でエントリーできていたとしても、冷静さを取り戻してから再エントリーすればいいです。
今回の利益をとり逃してもいいので、巨大な損失を被ることはやめましょう。
チャンスは待っていればまた来ます。
なので、メンタル崩壊していると感じたら、全決済しましょう。
私はメンタルが崩壊したら、全決済してチャートから離れてベランダでコーヒーを飲みますね。
このように、メンタル崩壊時の行動をルーティーン化しておくのもいいですね。
メンタルコントロールに役立つFX本
ゾーン相場心理学入門は、メンタルコントロールに役に立つ様々な情報が載っています。
この本を読むと、トレード中の心の揺らぎがなぜ起こるのかを把握することができるので、非常にためになります。
メンタルコントロールに悩んでいる人は必ず読んだ方がいいような、そういう本です。
相場心理学の本自体があまりなく、この本一強といった感じですね。
詳細は以下参考リンクで解説していますのでぜひチェックしてみてください。
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結論:メンタルのコントロールは不可能だから崩さないようにする
メンタルのコントロールは難しいです。
特に、トレードにおけるメンタルの崩壊は凄まじいエネルギーを持っています。
そのため、メンタルが崩れないようにしましょう。
メンタルを崩してしまうと、大きなお金を失います。
資金が少なくなるとお金を増やすことが難しくなるので、メンタルを崩して大金を失うことだけは避けましょう。