FXは値動きが小さいと稼げない
大きく動くときにチャートを見逃さないようにしなくちゃ
このように、FXの収支はボラティリティに依存すると考えている人が多いです。
しかし、サブスク型資金管理を行うことで、ボラティリティの影響を無視して値動きが小さい時も大きい時も安定して収益を上げることができます。
また、サブスク型資金管理は非常に簡単に導入できます。
サブスク型資金管理を習得して、チャートに振り回されることなく日々コツコツと収益を上げられるようになりましょう。
ボラティリティ:値動きの大きさ
サブスク:サブスクリプションの略、定額で一定期間サービスを受けられる仕組みのこと
Contents
サブスク型資金管理とは?
サブスク型資金管理とは簡単に言うと、損切が定額になるようにロットを調整する手法のことを言います。
例えば、1万円を損切額に設定したら、損切幅が10pipsなら10万通貨単位、20pipsなら5万通貨単位のロットにするという感じです。
サブスクリプションのように損切を定額にすることで、トレードのコストを一定にすることで簡単に資金管理をできる優れた手法になります。
しかも、このサブスク型資金管理は、損切を一定にする以上に大きなメリットがあります。
それは、ボラティリティを無視できることです。
サブスク型資金管理をするとボラティリティを無視できる
サブスク型資金管理をすると、ボラティリティを無視できます。
これはつまり、値動きが小さい時も大きい時も安定した収益を上げられるということです。
サブスク型資金管理は値動きが小さい時と値動きが大きい時に大きな力を発揮します。
それぞれについて解説していきます。
値動きが小さい時のサブスク型資金管理
値動きが小さい時は、損切幅が小さくなるので大きなロットをはることができます。
なので、値動きが小さいのに大きな利益を上げることができます。
通常、値動きが小さい時は、トレードしても大して利益を上げられないです。
なので、一般的に値動きが小さい時はチャンスではないのでトレードを控えてしまいます。
しかし、サブスク型資金管理をしている場合は、値動きが小さい時もトレードチャンスに変えることができます。
つまり、サブスク型資金管理は、値動きが小さい時に利益の底上げをする役割を果たすのです。
値動きが大きい時のサブスク型資金管理
値動きが大きい時は、損切幅が大きくなるのでロットを小さくします。
なので、値動きが大きくても大きな損失を受けずに済みます。
通常、値動きが大きい時は大きな利益を上げられるのでトレードのチャンスです。
なので、勝負に出たいところですが、逆に考えると大きな損失を被るリスクもあるのです。
しかし、サブスク型資金管理をしている場合は、値動きが大きい時も小さなリスクで安心してトレードできます。
つまり、サブスク型資金管理は、値動きが大きい時にリスクを限定する役割を果たすのです。
サブスク型資金管理で毎日がトレードチャンスに!
サブスク型資金管理をすると値動きの大きさに影響されずに毎日がトレードチャンスになります。
ロットを固定していた時には、値動が大きい時を狙ってチャンスを待っていました。
サブスク型資金管理では大きな値動きを待つ必要がなくなるのです。
これは、収益の安定化をもたらします。
実はこの安定性はFXで勝つうえでとても重要な要素になります。
サブスク型資金管理をしないと、ボラティリティがあるときに勝たないといけない
サブスク型資金管理をしないと収益の安定性が低くなります。
言葉だけ聞くと、「まあばらつきがあってもいいかなー」と思いがちですが、それで片づけるのは危険です。
その理由は、ボラティリティがあるときに勝たないといけないからです。
例えば、通常のボラティリティの時に損切幅10pips、利益幅20pipsを獲得できるトレード手法だとしましょう。
ボラティリティが大きく、損切100pips、利益幅200pipsの時に、1回負けて、通常のボラティリティに戻ったとしましょう。
このとき、収益は100pipsのマイナスです。
通常のボラティリティでは利益幅が20pipsなので、100pipsのマイナスを帳消しにするには5回の勝ちが必要になります。
これを帳消しにするのはかなりしんどいです。
つまり、固定ロットのトレードをしている場合、ボラティリティが大きい時に負けてはいけないのです。
ボラティリティが大きい時に勝つことで初めてトレードとして勝つことができるのです。
しかし、トレードというのは勝てる可能性が高いところでエントリーをするものの、意図せず負けることも多々あります。
つまり、トレードが勝つか負けるかは運なのです。
その運の勝負をボラティリティが大きい時に成功させないといけないのです。
そう聞くと、収益の安定性は非常に重要だということがわかると思います。
サブスク型資金管理をしている場合、ボラティリティが大きい時も小さい時も損切額が固定です。
損切幅が10pipsでも1万円、100pipsでも1万円なのです。
同様に利益幅も20pipsで2万円、200pipsで2万円といった感じでボラティリティに影響されません。
なので、ボラティリティが大きい時に勝つという限定的な条件がなくなり、安定的に勝ちを収めやすくなります。
これが、収益の安定性が非常に重要となる理由です。
チャートを見れる時間が限られる兼業トレーダーは特にサブスク型資金管理が重要
兼業トレーダーの場合特に、サブスク型資金管理が重要になります。
それは、チャートを見れる時間が限られるからです。
これは、先ほどの収益の安定性とつながる話で、ボラティリティが大きい時にチャートを見れるとは限りません。
そのため、兼業トレーダーは特に、収益の安定性が重要になります。
仕事によりますが、1日の間で一番値が動く欧州時間に働いている人も多いかと思います。
なので、仕事が終わったころには大きな値動きが終わっているなんてことも多いと思います。
これでは、稼ぐことができないと諦めがちですが、サブスク型資金管理をしていれば、大きな値動きは必要にならずに安定して収益を上げることができます。
そのため、チャートを見る時間が少なくなる兼業トレーダーの方はサブスク型資金管理を導入することを強くおすすめします。
サブスク型資金管理のデメリットは大きく勝てない
サブスク型資金管理のデメリットは、大きく勝つことはできないという点です。
FXはレバレッジもかけられるので、一気にお金が増えるギャンブル性を魅力に感じる人もいると思います。
その点でいうとサブスク型資金管理は、大きく勝つことはできないため満足度は低くなるかと思います。
収益が安定するということは、裏返せばアッと驚くような収益を出すこともできないのです。
まあ、もちろん大きく勝つ一方で、大きく負ける可能性もあるので、私個人的にはこのデメリットは無視できる内容かなと思っています。
これは個人の相場に向き合うスタンスになりますので、自由に選択してください。
ただ、ここまで簡単で、かつ有効な資金管理はなかなかないので、こつこつでいいから勝ちたい人はデメリットを無視して、サブスク型資金管理をしましょう。
サブスク型資金管理をするには、1000通貨単位で
サブスク型資金管理をする場合は、損切幅に合わせてロットを調整する必要があります。
そのため、細かくロットを調整できるように1000通貨単位で取引できる口座を使った方がいいです。
特に資金が少ない方、特に10万通貨単位以下しかはれない資金で取引している人は、1000通貨単位で調整が必要になります。
1通貨単位から取引可能という衝撃スペックのSBIネオモバイル証券なんかはおすすめです。
スプレッドも狭いですし、T-POINTでFXが始められるという点も面白いですね。
口座開設は無料ですし、いろんなタイプの口座を持っていると後々融通が利いて楽なので、1000通貨単位以下で取引できる口座がない人は開設してみてはいかがでしょうか。
結論:サブスク型資金管理で毎日をトレードチャンスに!
サブスク型資金管理をするとボラティリティの大小を無視して毎日をトレードチャンスに変えることができます。
そのため、ボラティリティが大きくなるところを狙いうちする必要もありませんし、日々安定して利益を上げることができます。
しかも、損切を定額にするだけというとっても導入が簡単な方法なので、すぐに試せると思います。
私もこの資金管理をしてから収益がぐっと安定しました。
是非皆さんも使って収益の安定化をはかってみてください。
恐らく心も安定していくことと思います笑