ぶっきーは投資でセミリタイアするんだって

FXはレバレッジでリスク大きいというのは間違い?!実はリスクが大きくないFXの真実

FXはリスクが高いとよく言われますが、実はリスクはそこまで大きくありません。

よくFXのリスクが高いといわれるレバレッジ側面から、FXの実際のリスクについて解説します。

FXがレバレッジでリスクが高いといわれる理由

FXがリスク高いといわれる理由でよく聞くレバレッジ。

でもこれは、大体が印象操作ですね。

株とか投資信託とかをやっている人が、FX危険だから株とか投資信託やった方が安全だよと説得するために、このような理由を使ったりします。

もちろんリスクが0ではないのですが、FXが危険と言うにはちょっと話を盛りすぎなので、レバレッジのリスクについて冷静に解説してきます。

Q.レバレッジのリスクは高いのか?

レバレッジというのは、簡単に言うとFXの取引口座に入れたお金よりも大きなお金でトレードができるシステムのことです。

日本の業者の場合は、取引口座に入れたお金の最大25倍(2020年7月時点)のお金をトレードで使うことができます。

そのため、大きな利益を手にできる代わりに、リスクも大きくなります。

ここまでは事実です。

大体の人がここで話を終えてしまうのですが、一歩踏み込みます。

25倍のレバレッジは本当にリスクが高いのでしょうか?

A.トレードの仕方による

25倍のレバレッジのリスクの大きさは・・・

トレードの仕方によります

レバレッジが悪ではありません、トレード手法にレバレッジがあっているか否かが重要なんです。

これ以上話す理由もないくらいシンプルな話です。

ただこれだと味気ないので、掘り下げていきます。

まず、レバレッジをかけない場合とレバレッジをかける場合のリスクの差について解説します。

レバレッジをかけない場合とかける場合のリスクの差

まずレバレッジをかけない場合、つまりレバレッジ1倍の時に、元手を失う条件について考えます。

上の画像の通り、レバレッジ1倍の場合は購入した通貨の価格が0円になったら元手がすべてなくなります。

1ドル100円の時に元手10000円の場合、100ドル購入することができます。

ドルの価値が下がり1ドル0円になったら10000円分の損になるので元手がなくなります。

国が破産しない限りはこのようなことは起きないですが、レバレッジ1倍で元手がなくなる原理はドルの価格が0円になることです。

次にレバレッジ25倍の場合に元手がなくなる条件について考えます。

上の画像の通り、レバレッジ25倍の場合は100円のドルが96円になったら元手がなくなります。

1ドル100円の時に元手10000円の場合で、レバレッジが25倍なので、250000円分のドルが購入できます。

つまり2500ドル購入可能です。

元手は10000円なので、10000円分損をしたら元手が0円になって強制的にトレードを終了させられます。

2500ドルで10000円分の損がでるのは、1ドルの値段が4円下がった時なので、1ドル96円になると元手がなくなります。

え?!やっぱりレバレッジをかけるとリスクすごく大きくなってるじゃん!!、と思うかもしれませんが、一回立ち止まって考えてみます。

レバレッジによるリスクは損切幅できまる。

さきほど、レバレッジ25倍のリスクが高いかはトレードの仕方によりますといいました。

それを詳しく説明すると、レバレッジ25倍がリスク高いかどうか判断できます。

結論から言うと次のようになります。

  • 96円までの損失を許容するトレードならリスクが高い。
  • 99円95銭までの損失を許容するトレードならリスクは低い。

例えば、1ドル100円で買って110円で利食い、96円になったら損切をするトレードで、レバレッジ25倍でトレードし、損切になった場合、10000円の損失で元手が0円になり、一回のトレードで資産をすべて失います。

そのためリスクは高いといえます。

逆に1ドル100円で買って100円5銭で利食い、99円95銭で損切するトレードの場合、レバレッジ25倍でトレードし、損切になった場合、125円の損失なので、元手が9875円になります。先ほどのトレードに比べてリスクは低いといえます。

つまり、損切幅によってリスクは大きく変わります

あなたはそのトレードにいくら支払えますか?

結局のところ、次の一文がすべての答えになると思います。

あなたはそのトレードにいくら支払えますか?

レバレッジというのは、そのトレードに対していくら支払えるのかによって変えるものなのです。

これだけ守っていれば、レバレッジをかけてもリスクは高くならないんです。

投資家がよく言う、計算されたリスクを取れという言葉そのものですね。

なので、トレードする前に、どこで損切するかを考えておいて、その損切幅からレバレッジを考えることで、リスクはコントロールできるんです。

逆に考えると、損切幅が小さいトレードをするのであれば、リスクを取れる範囲でできる限りレバレッジを大きくすることで、利益効率を上げることができます。

結論、FXのレバレッジはリスクのコントロールのツールなんです。

うまく使いこなして、効率的に資産を増やしましょう。